スケートボードとは?
スケートボードはアンダーグラウンドなイメージがありますが、東京五輪の新種目競技として正式に決定するなど、近年スポーツとしても注目を浴びています。
また、新型コロナウィルスによる自粛生活で、1人でどこでも手軽に始められるスポーツとしてスケートボードを始める人が増ています。
スケートボードの種類とそれぞれの特徴
スケートボードにはいくつか種類があります。
それぞれ特徴があり、遊び方や乗り方、スタイルが異なります。今回は有名な4種類のスケートボードについて解説していきます。
ショートスケートボード(ショートボード)
スケートボードの中でもいちばん有名な形であり、ショップに行ってもショートボードを多く取り扱っていることが多いです。
これからスケートボードを始めようと思っている人はショートボードがおすすめです!!
ストリートスタイル
スケボーといえばやはり「ストリート」のイメージが強い人が多いだろう。スケーターの中でもストリートのスケーターが圧倒的に多く、世界的にも最もポピュラーなジャンルです。
ストリートスタイルとはフラット(平地)でのトリックや、街中にある階段や縁石、手すりなどを使った様々なトリックを決めるスタイルです。
縁石の代わりにボックスを用いたりして、街中にあるセクション(障害物)を模倣したスケートパークが全国にあり、多くのスケーターたちはそこで練習をしている。
東京五輪ではこのストリートスタイルが競技として採用されています。
パークスタイル
パークスタイルも東京五輪で競技として採用されており、ストリートに次いでポピュラーなスタイルです。
パークスタイルとはお椀型のボールのようなコースを利用して高いジャンプ(エアー)を繰り出したり、勢いを活かしてボールの縁にスケートボードを掛けて滑るなどスピード感のあるスタイルです。
このパークスタイルはもともと水を抜いたプールでスケートボードをしたことから始まった競技です。
しかしストリートスタイルのスケートパークに比べて、パークスタイルのスケートパークは全国に少ない印象があります。
フリースタイル
フリースタイルはショートボードの中でも最も古いスタイルで、1900年代以前は最も人気がありましたが、残念ながら東京五輪では採用されませんでした。
フリースタイルとはフラットで様々なトリックを組み合わせ、連続して行うスタイルです。
ストリートスタイルのフラットでのトリックとの違いとして、フリースタイルはプッシュ以外で足が地面につくことや、板を弾くトリック(オーリー系トリック)があまり無いのが特徴です。
クルーザースケートボード
クルーザースケートボードとは、ショートボードとは違いトリックをするには不向きですが、乗り心地がとてもよくその名の通り街中をクルージングするためのスケートボードです。
簡単に言うと街乗り用のスケートボードで、移動手段としても使われます。
ショートボードよりもウィール(スケボーのタイヤ)が大きく柔らかいので、小石や小さい段差でつっかえることが少ないのが特徴です。
クルーザー
一般的なクルーザースケートボードで、ショートボードよりも少しだけ大きく両足をリラックスさせて乗ることができます。
安定感がありプッシュもしやすいので、スケートボードに一度も乗っったかとがない人やショートボードに乗るのが怖い人などはクルーザーでスケボーに乗る練習をしてみるのもいいと思います!
ミニクルーザー
一昔前に流行した「ペニー」などがこのミニクルーザに当たります。
ミニクルーザーは一般的なクルーザーに比べて小さいため、その分乗りやすさは劣ります。
しかし、小さく軽くいので持ち運びにはとても便利で、少し大きいリュックだと中にすっぽり入れることもできます。なので、ストリートスケートボーダーがミニクルーザーでスポットまで向かうことなどもあります。
初めは少し不安定だと感じますが、乗り慣れれば気持ちよく街をクルーズすることができます!
ロングスケートボード(ロンスケ)
ロングスケートボードとはその名の通り長いスケートボードです。
ロングスケートボードはスケートボードの原点です。スケートボードは陸でもサーフィンをしたいというサーファー達が木の板にタイヤを付けたことから始まったと言われています。
現在ではサーフィンやスノーボードのオフトレ以外にもたくさんのスタイルが出てきています。
長距離の坂道を高スピードで下る「ダウンヒル」などが有名です。
また、最近では通常のロングスケートボードよりも更に長いスケートボードの上で軽やかにステップを踏んだり回ったりする「ダンシング」が女性の中でも人気になりつつあります。
サーフスケートボード(サーフスケート)
サーフスケートボードとはロングスケートボードをさらにサーフィンの感覚に近づけたスケートボードです。
サーフスケートは前のトラックが特徴的で、通常のトラックよりも少ない力で簡単に左右に傾かせることができます。
この特徴的なトラックによって波の上での感覚を再現でき、サーフィンにおける上半身の動きや足腰の使い方を陸でも練習できます。
波は毎日立つ訳ではないので、サーフスケートでのトレーニングはかなり効果的です。
また、サーフィン以外にもスノーボードのオフトレとしてもかなり効果があります。雪の上での体の使い方など練習でき、オフシーズンの長いスノーボーダーにとってサーフスケートは強い味方になってくれます
まとめ
以上4種類のスケートボードについて解説しました。
同じスケートボードと言っても種類によって全く乗り方や形が違います。
色々試してみて自分の興味のあるものを選んでみることをおすすめします!
では、良いスケートライフを!
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